2015/01/03

2014年ベスト音楽(サラマンタ光子)


はい、サラマンタです。2014年のベストです。便宜上、1位を選びましたが、どの作品も1位級の作品です。なんか、えらそうですね。

さてさて2014年は上戸彩の不倫のドラマ「昼顔」、ジバニャン、3代目Jソウルブラザーズにやられた1年でした。 入れるなら3代目に入りたいですし、ジバニャンの映画も正月中に観に行こうかと思います。

Matthewdavid - In My World


近年のブラックミュージックでは、Jディラみたいな音がよれてるからエラいみたいな風潮がありますが、こちらはよれた音が更に漏れてビショビショになり、「お前の鼓膜にラブ注入!」という感じが新鮮でした。自分でも何を言っているか分かりませんが、聴けばなんとなくお分かり頂けるかと。 


D/P/I - MN.ROY / RICO 


こちらは万人向けの作品ではなく、どちらかというと小難しい、実験的な音楽になるかと思いますが、このカラッとしていてアッパーな感じは聴いていてとても清々しい気分になります。今年のアタマにSun Arawを初めて聴いたもんで、2014年は個人的にはアレックス・グレイさんの年でした。この人、天才です。


The Black Keys - Turn Blue


このアルバムを聴いていた時期が仕事が忙しく、週末はこのアルバムを聴きながらノリノリで仕事をしていたという思い出の一枚です。とは言うものの、今年の11月に身の危険を感じて仕事辞めましたが・・・。こちらのアルバム、今回の2014年のベストの中ではいたって普通な感じの作品ですが、ブルージーなんだけど、軽やかで、セクシーで、思わずダンシングしたくなる、自分の好きな感じが全て詰まったドツボな作品です。ジャケもオシャレで大好きです。


Mouse On Mars - Mouse On Mars 21 Again


MOM「よー!サラマンタ!いつもありがとな。またアルバム出したんだよ。今回も自信作だぜ!!今回は何と!俺たちの21周年の記念アルバムだぜ!みんなスゲー祝ってくれてさ!コラボしたらCD2枚のボリュームになっちゃって大変だったんよ!フゥーー!!」

サラマンタ「もう新作だしたんですか!自分嬉しいっす!!(えっ?21周年のコラボアルバム?CD2枚組?そもそもこいつら自分の記念日、自分で祝うのかよ。)」

MOM「しかも今回、お前の好きなファンクストラングとか参加しているんだぜ!!ヤバいっしょ!!」

サラマンタ「マジっすか!!(マジ興味ねぇ・・・。)」

MOM「うんっ?お前の手にもっているのエイフェックスツインの新しいヤツじゃねーか。何、お前そっち買うの?」

サラマンタ「いやいや、もちろんMOMさんのも買いますよ。当然じゃないですか!!も〜やめて下さいよ〜。」

と、実際にエイフェックスツインさんのアルバムを買いにタワレコに行ったら、しれ〜っと置いてありまして、正直、ハテナしかつかないこのアルバムの主旨に戸惑いながらも、いい年こいてカツアゲにあったような気分で渋々と購入した記憶がございます。が、しかし、聴いてみればあら不思議、2枚通しで聴いてもあっという間でございました。何度でもいいますがMOM、こいつら今、絶好調でありんす。出す作品、全て年間ベスト級でありんす。もちろん、エイフェックスさんも良かったでありんす!


Theo Parrish - American Intelligence
 
  
「ちわー。長瀬 智也っす」
「ビィ〜♪アンビシャスッ♪」


 

 「うそぴょーん。」


値段の事ばかり言われてますが、高い金をだしても買う価値はあります。断言してもいいです。この無茶苦茶な感じはブラックミュージックの何かを更新している作品ではないかと勝手に思っています。いい意味で1曲、1曲笑えます。ディアンジェロさんの新作も良いですが、あちらはサックリしている感があるため、物足りない方は是非、セオさんのアルバムを!頑張ってお金だして!!


椎名林檎 - 日出処


還暦を迎える母親曰く「紅白の椎名林檎は良かった。音楽に金がかかっているから。」というパンチラインを吐きましたが、なるほど、この滅茶苦茶な感じは金がかかっているからと、妙に納得しました。ただ、このアルバムには言いたい事が山ほどありまして、「冒頭からテンション高過ぎて収録曲が終わる前に死んじゃうじゃないか?」と心配してみたり、10代の少女のように初期衝動を爆発しているにも関わらず、滲み出る母性に「おっぱい吸いたい!」という思いに達したり、物議を醸した「NIPPON」は「サッカーを分かってない」とか「右寄り」とかちっちゃい事ではなく、超時空シンデレラ事、ランカリーさんの「星間飛行」以降、ようやく銀河レベルでの曲が日本から誕生したのではないかと思ったりと、聴いていて痺れる(疲れたりもしますが)素晴らしいアルバムです。


はい、それでは2014年のアルバム1位です。


Optimo - Dark Was The Night
 

タイトルからして「Dark Was The Night」というどう考えても気分が乗らなそうなDJミックスものですが、そこはオプティモさん、選曲、ミックスが凄過ぎて確かに「Dark Was The Night」というタイトルそのままの素晴らしいDJミックスものです。正直、これ聴いてDJとか迂闊にやらない方がいいと思った2014年でした。


最後に2014年の1曲(厳密には年末にはまった1曲)



歌いだしの「口上で登場!!」でやられます。
全員、イキガっていて超ー格好いいっす!!