サラマンタ光子(以下:光)「はい・・・。」
町「何よ!そのやる気のない感じ!!」
光「今年は本当に何も聞いてませんし、ネタがないのです・・・・。」
町「何よ!それ!THE!がっかり!!THE!がっかり!!DAWA!!!」
光「・ ・ ・ ・」
町「大丈夫よ!光子さん。今日は新しい友達をつれてきたから!」
光「新しい友達?」
町「そうよ!さあ、入ってピッコロさん!!」
ピッコロ「こんにちはーー!!ピッコロで〜す!!」
光「・・・・・。町子先生、なんすかこのペンギンは・・・。」
町「まさにピッコロさんよ!」
ピ「 今日は音楽談義に参加できるって事で超楽しみ〜」
町「そうピッコロさんはHIPHOPとかが好きでスリー6マフィアとか聞くのよ!!」
ピ「 そう、私、音楽は洋楽邦楽問わず何でも聞くわ!好きな食べ物はハンバーグよ!」
光「わかりました・・・。それではいきましょうか。」
Three 6 Mafia - Stay Fly
2012年 ベストディスク その1
Robert Glasper - Black Radio Recovered: The Remix EP
光「Robert Glasperさんのリミックスアルバムです。因にRobert Glasperさんのアルバム自体は未聴なんですが、このアルバム全楽曲、HIPHOPやR&Bの格好いいところを上手く取りまとめた感じがとてもいいです。町子先生この曲、聞いてくださいよ!!」
Twice (?uestlove's Twice Baked Remix)
町「なにこれ、いいじゃない!特に鈴のチーン、チーンって 『』 を思い出すわ!! 」
光「ふふ・・・・いいですよね。このアルバム革新的っていうとそうではなくて、むしろ保守的なんですけど、成熟したうまみがぎっしり詰まった内容なんですね。ピートロックもいい仕事してますし!」
ピ「保守的って事は自民党みたいな事ね!!私も日本がナメられるは嫌いよ!!」
光「・・・。町子先生、このペンギン大丈夫ですか??」
町「大丈夫よ。」
2012年 ベストディスク その2
Ricardo Villalobos Dependent And Happy
光「リカルドヴィラロボスの新作です。」
町 「あら、ヴィラロボスってあなた、この人の事、バカにしてたじゃない?」
光「いやいや「俺、ヴィラロボス好きっすよ!」という人間は信用できないって事ですよ。まぁヴィラロボスの作品自体も聞いていて「結構ノリ重視で作ってんじゃねー?」っていう印象を抱いているので何かミニマル界の天才とか呼ばれて持ち上げられてるをみるとね・・・。でも、この作品、聞いて「あー本当に凄いわなぁ。」って土下座もんでした。「ヴィラロボス、ちゃんと作っているじゃん!!」って。ただ、やっぱりノリ重視的なところがチラホラ見受けられますけどね。まぁそのバランスが素晴らしいというか。」
町「何それ?結局、天然って事じゃない!」
ピ「ふむふむ。という事はこの人はバカって覚えておいておけば通ぶれるわね!サンキュ〜光子さん!!」
光「いや、そこまでは・・・。因にピッコロさんはヴィラロボスとか聞いた事あります?」
ピ「もちろんよ!!テクノでしょ!テクノ!!」
光「 そうですか・・・。町子先生、このペンギン大丈夫ですか??」
アルバムの1曲目。ここから一気にきかせます。
町「凄いジャケね。ジャケからはどんな音楽か一切、分からないわね。」
光「ふふ。町子先生、まずこの曲聞いてみて下さいよ。」
町「何これ、インドープサイキックスみたいな音楽じゃないの!しかもヴォーカルがかなりエモいし!!でもこれ、いいわ!!グッとくるわ!!」
光「そうなんですよ、初期衝動がハンパなく、中2病っぽい感じがいいですよね。しかも本人はバリバリなアカデミックな人らしいっつうのも結構面白いですよね。このアルバムだけかもしれないですけど、感情しか吐き出してないっていう。」
町「感動するけど、笑っちゃうっていう感じね。分かるわ。」
ピ「私も本当そう、思うわ。この人の顔、相当面白いもん。最高だわ。」
光「そうっすね・・・・。」
2012年 ベストディスク その4
Jazzanova Funkhaus Studio Sessions With Band And Paul Randolph
光「さて、ジャザノヴァのアルバムです。まぁ私、ファンなんですが、スタジオアルバムという事で入れてみました。 全ての音に無駄がないです。100%完璧な音楽と言っていいと思います。」
町「ちょっと、シャレオツで大人な感じだけどね。モテるっていうよりかはセンスが良いって感じね。つーか、エラい渋いわね、このアルバム。」
光「だから、一切無駄がないんですよ!!」
ピ「大人の魅力ってヤツね。」
Jazzanova - Theme From Belle Et Fou
腰が動きます。
2012年 ベストディスク その5
Dimitri From Paris Back In The House
光「デミトリ先生のミックスCDです。」
町「あら?DJに関して文句しかいわないあなたがミックスCDを選ぶなんて珍しいわね。」
光「これは単純に上がります。DJはこれくらい目線をリスナー側に落として分かりやすいものを提供すべきです!!キャッチーで浮ついた感じなのにボトムのところはしっかりしている、まさにハウスミュージックの極みです!!聞いていると笑みしかでません!!」
町「確かに既聴感バリバリの音源しかないわね。」
ピ「これはいいじゃない!!今まで中でこれが一番いいわ〜(ケツをフリフリしながら)」
光「そういう事なんです!!」
ここからベスト3です。
2012年 ベスト 第3位
TOJIN BATTLE ROYAL - D.O.H.C.
キエるマキュウ - HAKONIWA
光「トージンバトルロイヤルとキエるマキュウの作品をベスト3とさせて頂きます。」
町「この2作品は本当に良かったわね。HIPHOPの魅力が全て詰まっているわね。まさに佐々木士郎に言う『B-BOYイズム』そのものだと感じたわ。ちょっと感動的でもあるわよね。」
光「はい、最近の若い方のラッパーは何言っているのか分からないのでもう40歳以上の方のラップしか私はもう聞きません!!」
町「まぁ乱暴ね。確かに気持ちはわかるわ。親父の小言的にしみるのよね。」
ピ「私もトージン『裏切りのTEI-SHOCK CENTER Part. 1』は好きだわ!!」
ピ「 閲覧フリー ILLな小鉢 大盛り 白飯 涙飯 !!」
光「 いきなり、凄いのぶっこんできますね。」
ピ「あしずり定食センターに行きたい!!」
光「・・・・。あと、 トージンバトルロイヤルとキエるマキュウの歌詞を下品だと言う方がネットとかでいらっしゃいますけど、死刑でいいと思います。魂の塊みたいな歌詞に関して失礼です。特に今年はキエるマキュウの『Canon』という曲に救われました。本当にありがとうございました。」
TOJIN BATTLE ROYAL - GOLDEN EIGHT
金パチの歌です。一発目のハタナイ総裁からラップがヤバ過ぎです。
「ファンキーフォークマスター!海援隊!!」
2012年 ベスト 第2位
Mouse On Mars - Parastrophics
光「でました!今年の第2位はマウスオンマーズの新作です!文句無しです!!イケイケです!!もしかしたら代表作でもある『Niun niggung』よりも好きな作品かもしれません。」
町「相当ね。」
ピ「お腹空いた・・・」
Mouse on Mars - SEAQZ @ TAICOCLUB' 12
くそ格好いい・・・。
何で自分はタイコクラブに行かなかったのだろうか・・・。
2012年 ベスト 第1位
キリンジ - Super View
町「えっ?キリンジってあんたが一番好きなアーティストじゃん。それが一位なの?」
光「はい、今回のキリンジさんの楽曲がとてもメロディアスでとても力強くて、そして2012年、今聞きたい感じの曲群がまさにこのアルバムでした。合唱コンクールで歌って欲しい感じとかも含めて。」
町「ふーん。あとあの原発の歌にはビビったけどね。」
光「はい、不意打ちに後頭部を殴られた感じですよ。 最初フルで聞いた時、窒息しそうになりましたよ。「ここまで歌うのかよ!大丈夫か?」って。それも含めて、もう本当に素晴らしいです。 」
キリンジ「祈れ呪うな」MusicVideo(short ver.)
是非、フルで聞いてみて下さい。
多分、何人かは「不謹慎」だと怒る人も出てくるかもしれません。
ではでは。年内もうちょっと続くかも。