こんにちわ。サラマンタ光子です。
遅ればせながらですが、甘詰留太氏の『ナナとカオル』を紹介させて頂きます。
※現在4巻まででております。
話の内容としては
「主人公の17歳のカオルは、妄想まみれのSM趣味の持ち主。ヒロインのナナはカオルの幼なじみで、成績優秀でスポーツも出来き、生徒会まで所属している文字通りの優等生。ある日のカオルの所持していたSMのエナメルの衣装がたまたまナナの手に入り、ナナが思わず着てしまうところから物語が始まる。その日を境にナナとカオルだけの二人だけ秘密、『息抜き』という名のSMプレイが始まってしまうのであった・・・。」
え〜私、連載誌でもある『ヤングアニマル』を定期的にパラパラと読んでいるんですが、
この『ナナとカオル』という漫画、全くスルーしていたんですね。
「じゃあ、何をキッカケに?」という事ですが、
あるシーンで思わずページを止めてしまったのです。
それは4巻で登場する平手での『お尻たたきシーン』であります。
お尻たたき・・・・。
何度も繰り返されるおしりたたき・・・。
その痛みから生まれる快感・・・。
すげーーーーー!!
いやぁ、初めて読んだときは
驚きと発見が同時にきたって感じでしたね。
そもそもAVとかみてるとよく男優が女優に「いいケツだなぁ(ニヤッ)」と
バックで挿入しながら手でケツを叩いているじゃないですか。
正直、ケツを叩く意味がよく分からなくてですね、自分。
今まで女優さんがケツ叩かれて「ハァッ!!」とか言っているシーンで興奮すんのかな?とか。
「このケツはいいケツしてますから!ほーら叩くといい音なるでしょ!このケツの弾力、凄いでしょう!!」といった女優のケツ自慢なのかな?とか。
ケツを叩く事で「締まりでも良くなるのか?」とか。
まぁ単純にケツを叩かれているシーンというのが、なんか滑稽で面白いから「良くわかんねーけど、まぁいいか」という認識くらいで気にもせず生活していたんですが、
『ナナとカオル』を読みましたら『お尻たたき』にもちゃんと意味があったんですね!
世の中の仕組みってこーなっているのか!知らなかったぞ!!
で、ここ最近1巻から買って読んでみたんですよ。
そしたらですね、「世の中の仕組みってこーなっているのか!」のオンパレードなんですね。
そもそも光子はSMというものには一切興味なくてですね。
それこそ『お尻たたき』じゃないですけど、
SMって女性を縛って痛めつける事が好きな変態さん達がやる事であって、
「そりゃ光子みたいなノーマルな人には理解できないよなぁ・・・」
という考えさえも覆すというか、
さらに親切な事に今、言った事を全くそのまま『ナナとカオル』で描いているんですね。
例えば、ひょんな事からカオルとナナちゃんが行っているSMプレイの道具を同世代の館さんという女の子に見つかってしまうんですね。
そしたら館さんがカオルに向かって
「お前はナナさんに何やっているだ!この変態野郎!!」と。
もうね、そりゃぁ普通にみたら『カオル』=『変態野郎』なんですが、
ナナちゃんがね、カオルを助けるんですね。
ナナ「私は息抜きでこれ(SMプレイ)をやっているの!」
館「えっ?ナナさん、何言っているの?こんなの変態じゃない?」
※以下省略
ナナ「何よ!やった事もないくせに!!」
館「じゃぁ、分かった。私もやってみる!」
カオル&読者「えっ!!」
そういったやり取りから館さんにSMプレイを試してみようとなりましてね・・。
結果、館さんが絶頂に達するんですね。
まじかっ!!
いやぁ、私この漫画を読んでSMというイメージがガラッと変わりましたわ。
変態の方が女性を縛ったり痛めつけたりする、ある意味自己満的なもんだったり、
もしくは痛いのが好きな変態の方がやるもんだと思っていたSM。
いやぁそうじゃなかったみたいです・・・。
世の中、こーなっているのか・・。
さて肝心な内容のお話ですが、
この『ナナとカオル』ですが青春恋愛漫画としても中々の読み応えでありましてね。
カオルは根暗で小心者かつ、ナナちゃんが好きなんだけど「ナナと自分は次元が違うからそもそも釣り合うわけがない。」と勝手に納得している卑屈な高校生なんですね。
だけどそんなカオルもナナちゃんとSMプレイの時は立場上、男らしく強気に攻めないといけないんですね。
だから酷い事を敢えて言ったりするんですけど、なかなか口に出す事が出来なかったり、
調子に乗り過ぎてナナちゃんを本気で泣かせちゃたったり、そこの葛藤が見ていてハラハラもしますし、応援したくもなるんです。
何よりプレイもどんどんエスカレートしていくんですが、
終わった後は必ずナナちゃんに「ナナ、よく頑張ったね」と笑顔で褒めてあげるんですね。
そのシーンに私、毎回泣かされるんですね。
「むしろカオル、お前がよくやったじゃねーか!!」ってね。
またそのプレイの際もナナちゃんの事を考えて、
今回の「お尻たたき」も本当はムチでやりたかったけど、ナナちゃんの事を思うと、それは出来ないと「平手打ち」に変えたり、縄で縛る時も事前に自分で試してみる等、ナナちゃんの事を第一に考えているんですね。
でもですよ、色んなハードなプレイをしているものの、
付き合っている訳ではないので未だキスすらもできていない状況というのが、
なかなか切ないんですよね・・・。
そもそも小心者なカオルはナナちゃんに好きだとバレるのが怖いんですね。
なんか文章、書いているうちになんか泣けてきましたわ・・・。
但し今まで書くの忘れてましたけど、
この作品、半端ないくらいエロいです。
18禁のエロ漫画はよく読むわけではないのですが、
あの「お兄ちゃんならいいよ」的な最初からやる気満々感とか、
「ほら、もうこんなになっているじゃないか」と一方的なエグいシーンなど、
読んでいるこっちとしては「はぁ・・・そうですか・・。」と。
その点、『ナナとカオル』ではちゃんと過程を描いているので面白くもありエロいのです。
さて現時点ではカオルとナナに館さんも含めまして3角関係っぽい展開になってなかなか楽しい展開となっているんですが、この「エロさ」が薄れないで欲しいなぁと思う今日この頃です。
兎に角、本当にエロいです。
そして世の中の仕組みがよく分かる『ナナとカオル』必読です!!
2010/07/25
2010/07/18
Development/SUIKEN
はい、光子です。
今回紹介するのは、SUIKENさんの『Development』というアルバムです。
はい、秋葉原のタワレコに行きましたら、
大したPOPもなく、なにげなーく置いていたこのアルバム。
申し訳ないけど、
「ほぉー、suikenの新作か・・・。」
というよりも
「何このジャケ!!」
「しかもこのジャケで3,000円って何よ!!」
「1,500円にしなさいよ!!」
という見た目の第一印象はもちろんありましたが、
試しに聞いてみたんですね。
そしたらですね、ハードロック調というかプロレスの入場曲調な
1曲目の「BRAVE HEART」から光子の胸を鷲掴みされたんですね。
「誰かが作る道を歩かない/みたいな無頼/自分らしく、気概あるなら実際/誰にもこれをやめさせない/誇り高い/カルチャーへの愛」
リリックを羅列するだけだと、非常にありがちなリリックだと思われてもしょうがないんだけど、
シャカゾンビやブッタブランドの客演で光子を非常に熱くさせてくれて、
そこから10年以上未だにラッパーとしてマイクもっているsuikenさんが、
改めてこう「カルチャーへの愛」とか言うと、ほんとね、非常に言葉一つ一つに重みがあるっつうか、こっちもこっちで聞いていて熱くなるんですね。
なんか映画「レスラー」を思い出しました!!
予告編だけでも泣けますね!!
ラムジャム!!
こう日本のヒップホップもさんぴんCAMPからもう14年くらいたっているわけで、
そりゃあ皆さん、それなりに年を取って、相も変わらずダボダボの服とベースボールキャップを被りながら「職業=ラッパー」ってのも本当に失礼ながら「大変だよなぁ〜」て勝手に思っておりましてね・・・。
だって本場の海外のラッパーとかでも50過ぎて現役バリバリで、コンスタントに良作を出している人っても少ないじゃないかと。
ある意味、若者の文化としてのイメージのHIPHIPだったんですが、
これからは「おっさん達が、おっさんなりの言葉でどうRAPしていくか?」という聞き処もあるのかな?と思ったりもする今日このごろです。
さてアルバムの話に戻りますが、
非常にバラエティに富んだ楽曲が揃った今回のアルバムですが、
中でも光子が存じ上げてなかったLOSTFACEさんという方のトラックが非常に面白くて好きですね。
変な四つ打ちの「SO FAR SO GOOD」や、DJ shadowさんの「Organ Donor」を組み替えたような「AROUND THE WORLD」。
この2曲ともに非常に足腰がしっかりしているといいますか、
ラップが乗るという前提で作られた「これこそHIPHIPのトラック」だよなと。
特に「SO FAR SO GOOD」にはsuikenさんのラップの上手さに思わず唸ってしまいましたね。
まぁこんな事、書いたら
「オメー何、分かった事言ってんだよ!殺すぞサラマンタ!!」
という熱心なB-BOYや
「こいつ最近のHIPHOP全然聞いてねーな。」
という日本語RAPマニアの皆さんからお叱りを受けそうですが、
まぁそこは寛容に受けとめてね!!
今回紹介するのは、SUIKENさんの『Development』というアルバムです。
はい、秋葉原のタワレコに行きましたら、
大したPOPもなく、なにげなーく置いていたこのアルバム。
申し訳ないけど、
「ほぉー、suikenの新作か・・・。」
というよりも
「何このジャケ!!」
「しかもこのジャケで3,000円って何よ!!」
「1,500円にしなさいよ!!」
という見た目の第一印象はもちろんありましたが、
試しに聞いてみたんですね。
そしたらですね、ハードロック調というかプロレスの入場曲調な
1曲目の「BRAVE HEART」から光子の胸を鷲掴みされたんですね。
「誰かが作る道を歩かない/みたいな無頼/自分らしく、気概あるなら実際/誰にもこれをやめさせない/誇り高い/カルチャーへの愛」
リリックを羅列するだけだと、非常にありがちなリリックだと思われてもしょうがないんだけど、
シャカゾンビやブッタブランドの客演で光子を非常に熱くさせてくれて、
そこから10年以上未だにラッパーとしてマイクもっているsuikenさんが、
改めてこう「カルチャーへの愛」とか言うと、ほんとね、非常に言葉一つ一つに重みがあるっつうか、こっちもこっちで聞いていて熱くなるんですね。
なんか映画「レスラー」を思い出しました!!
予告編だけでも泣けますね!!
ラムジャム!!
こう日本のヒップホップもさんぴんCAMPからもう14年くらいたっているわけで、
そりゃあ皆さん、それなりに年を取って、相も変わらずダボダボの服とベースボールキャップを被りながら「職業=ラッパー」ってのも本当に失礼ながら「大変だよなぁ〜」て勝手に思っておりましてね・・・。
だって本場の海外のラッパーとかでも50過ぎて現役バリバリで、コンスタントに良作を出している人っても少ないじゃないかと。
ある意味、若者の文化としてのイメージのHIPHIPだったんですが、
これからは「おっさん達が、おっさんなりの言葉でどうRAPしていくか?」という聞き処もあるのかな?と思ったりもする今日このごろです。
さてアルバムの話に戻りますが、
非常にバラエティに富んだ楽曲が揃った今回のアルバムですが、
中でも光子が存じ上げてなかったLOSTFACEさんという方のトラックが非常に面白くて好きですね。
変な四つ打ちの「SO FAR SO GOOD」や、DJ shadowさんの「Organ Donor」を組み替えたような「AROUND THE WORLD」。
この2曲ともに非常に足腰がしっかりしているといいますか、
ラップが乗るという前提で作られた「これこそHIPHIPのトラック」だよなと。
特に「SO FAR SO GOOD」にはsuikenさんのラップの上手さに思わず唸ってしまいましたね。
まぁこんな事、書いたら
「オメー何、分かった事言ってんだよ!殺すぞサラマンタ!!」
という熱心なB-BOYや
「こいつ最近のHIPHOP全然聞いてねーな。」
という日本語RAPマニアの皆さんからお叱りを受けそうですが、
まぁそこは寛容に受けとめてね!!
2010/07/11
僕のエリ 200歳の少女
はい、本日の2度目の光子です。
本日、観てきました『僕のエリ 200歳の少女』という映画の感想です。
僕の僕のエリ 200歳の少女 公式サイト
http://www.bokueli.com/
※「ボクエリ」って略していいんでしょうか???
その前にちょっと脱線しまして
前日、TVでやっていた『踊る大捜査線1』を鼻くそほじりながら観ていたのですが、
「意外とまともだなぁ。」
と思ったり。
一昨日初めて観たジブリの『耳をすすませば』なんですが、
「なんか非常にイライラするぞ、この映画」
と、『踊る』が意外とまともで、『耳すま』がイライラした光子が観た『僕のエリ 200歳の少女』ですが終わった後、号泣もんでした。
いやー、いい映画でした!!
すげー参考にならないですね。
話の内容は12歳から時が止まってしたヴァンパイアのエリちゃんと
いじめられっ子の男の子の種別を超えたラブストーリーです。
それ以上もそれ以下でもないシンプルなお話です。
こういった種別を超えた恋愛ものですと「崖の上のポニョ」という作品がありましたが、あれよりも全然分かり易い内容となっています。
ちなみに光子のポニョの感想は
「大橋のぞみちゃんの歌いいよね!!だから嫌いじゃないよ!!でもよく分かりませんでした、自分。」
というモンです。
さてこの映画、号泣もんと言いましたが、
多分、観ておいて損はないと思います。
特にクライマックスのエリちゃんが活躍するシーンはとても美しく涙もんでした。
観ている間はあまりの出来事に「ポカーン」としていたのですが、
エンドクレジットで思い出すと思わず涙がとまりませんでした。
またカメラワークとか演出とか、詳しい技術の事は自分良く分からないのですが、
序盤から画面から釘つけ状態でした。
また最後はハッピーエンドでしたが「それがいつまで続くのか・・・」とか思うと
「うっう、切ねー。あの爺さんのように・・・。」となったり。
ただね、光子からのお願いなんですが、
やっぱ映画館ではそれなりにマナーを守って欲しいと改めて思いまして。
はい、こっからが本題です!!
THE!日記!!
映画の上映最中、上映開始前後ちょっと嫌な事がありまして、
光子の隣の席がだいたい20代中盤くらいのお兄さんが座っておりまして、
これが非常にだらしない格好というか、
映画始まる前からいきなり靴を脱ぎ出してリラックスモードなんですね。
「オメー、家じゃねーだからよ!お前の足が臭かったらどーすんだよ!!」
と思いつつも
「でも、一人でこの映画を観ているって事はきっと映画が好きなのね!まぁいいわ!!」
とまぁ大して気にしないようにしていたのですが、
予告が始まると同時に『ボリボリ』と音をならしながら何か食っているんですね。
で、始めのうちは「まぁ今は予告だし、本編始まってから『ボリボリ』やるよりはいいよね。映画って2時間あるしお腹すいちゃから、今のうちのさっさと食ってね!」と黙りをしていのですが、
本編始まってからも「ボリボリ」しているんですね・・・。
さらに隣に光子がいるのにも関わらず、
光子サイドの肘当てを早々かつ堂々と占領しているのですね、いつの間に・・・。
さっきまでは「一人で映画で観に行くから云々・・・」と思っていたんですが、
この『ボリボリ』という音と共にイライラも増してきた光子。
ただ、小心者な光子ですから
「このくらいでイライラしていたらダメだろ。」
「この『ボリボリ』も何れは馴れるだろう・・・」
と両手を膝の上に乗せてグッと我慢をしていた矢先、
そのお兄さんの反対側の隣のおっさんがキレだすんですね。
「おい、さっきからオメー、うるせーんだよ!」
いやぁ正直、焦りました。
その後二人は何か顔を見合わせて何かやってましたが、
もうね、「喧嘩すんじゃねーか?」と気になってしまいまして
小心者の光子はその後5分くらい、全然映画に集中できなかったんですね。
むしろ「あー今日はもう集中力きれた。終わった・・・。」と泣きたくもなりました。
まぁマナーが悪いもいけないですが、
注意する方もそれなりに気をつけないといけませんね。
因みにそのにーちゃんはエンドクレジットが始まった瞬間、
暗い映画館を逃げるように帰っていきました。
しかもバックのジッパーを締める音とか、
紙袋をクシャクシャする音がうるさくてですね、
なんかもう最後までうるさかったです。
んで、映画が終わった後、更に追い打ちがありまして
色々とあったけど、もうこっちはうっすら涙を流しているわけですよ。
シミジミとですね、あのラストシーン良かったなぁって。
ただ席を立って移動した瞬間、
いかにも馬鹿そうな男性の方がデカい声で
「いやぁー!まじ感動でしょ、これ。でも俺、あのシーンから号泣もんだったよ!!」
いやね、この言葉聞いた瞬間、
「お前の感動は何だ?『この作品がいいってわかる、俺って映画通っしょ?』というアピールがしたいんか?別にしても構わないけど、そのデカい声、うるせーんだよ!!だいたいアホそうなお前、本当に感動したのか??なぁ??」
と光子の怒りがMAXに。
まさかの敵は『ボリボリ』でもおっさんでもなかったのだ!!
もうやだ。うるさいヤツ嫌い(泣)
その後も女性二人組が
「やっぱスウェーデンだから、子供の服とかチョー可愛かったよね!!」
とかには思考停止状態で「そうですよね。H&Mっすね。らっしゃい、らっしゃい!!」と。
色々とありましたが映画の内容は映画通の方じゃなくても楽しめる作品だと思います。
くどいようですが、最後のシーンは思い出すだけでも美しく感動的なシーンなのでお勧めです。
そして映画館でモノ食う時は気をつけてね!!
以上、光子からのお願いでした。
本日、観てきました『僕のエリ 200歳の少女』という映画の感想です。
僕の僕のエリ 200歳の少女 公式サイト
http://www.bokueli.com/
※「ボクエリ」って略していいんでしょうか???
その前にちょっと脱線しまして
前日、TVでやっていた『踊る大捜査線1』を鼻くそほじりながら観ていたのですが、
「意外とまともだなぁ。」
と思ったり。
一昨日初めて観たジブリの『耳をすすませば』なんですが、
「なんか非常にイライラするぞ、この映画」
と、『踊る』が意外とまともで、『耳すま』がイライラした光子が観た『僕のエリ 200歳の少女』ですが終わった後、号泣もんでした。
いやー、いい映画でした!!
すげー参考にならないですね。
話の内容は12歳から時が止まってしたヴァンパイアのエリちゃんと
いじめられっ子の男の子の種別を超えたラブストーリーです。
それ以上もそれ以下でもないシンプルなお話です。
こういった種別を超えた恋愛ものですと「崖の上のポニョ」という作品がありましたが、あれよりも全然分かり易い内容となっています。
ちなみに光子のポニョの感想は
「大橋のぞみちゃんの歌いいよね!!だから嫌いじゃないよ!!でもよく分かりませんでした、自分。」
というモンです。
さてこの映画、号泣もんと言いましたが、
多分、観ておいて損はないと思います。
特にクライマックスのエリちゃんが活躍するシーンはとても美しく涙もんでした。
観ている間はあまりの出来事に「ポカーン」としていたのですが、
エンドクレジットで思い出すと思わず涙がとまりませんでした。
またカメラワークとか演出とか、詳しい技術の事は自分良く分からないのですが、
序盤から画面から釘つけ状態でした。
また最後はハッピーエンドでしたが「それがいつまで続くのか・・・」とか思うと
「うっう、切ねー。あの爺さんのように・・・。」となったり。
ただね、光子からのお願いなんですが、
やっぱ映画館ではそれなりにマナーを守って欲しいと改めて思いまして。
はい、こっからが本題です!!
THE!日記!!
映画の上映最中、上映開始前後ちょっと嫌な事がありまして、
光子の隣の席がだいたい20代中盤くらいのお兄さんが座っておりまして、
これが非常にだらしない格好というか、
映画始まる前からいきなり靴を脱ぎ出してリラックスモードなんですね。
「オメー、家じゃねーだからよ!お前の足が臭かったらどーすんだよ!!」
と思いつつも
「でも、一人でこの映画を観ているって事はきっと映画が好きなのね!まぁいいわ!!」
とまぁ大して気にしないようにしていたのですが、
予告が始まると同時に『ボリボリ』と音をならしながら何か食っているんですね。
で、始めのうちは「まぁ今は予告だし、本編始まってから『ボリボリ』やるよりはいいよね。映画って2時間あるしお腹すいちゃから、今のうちのさっさと食ってね!」と黙りをしていのですが、
本編始まってからも「ボリボリ」しているんですね・・・。
さらに隣に光子がいるのにも関わらず、
光子サイドの肘当てを早々かつ堂々と占領しているのですね、いつの間に・・・。
さっきまでは「一人で映画で観に行くから云々・・・」と思っていたんですが、
この『ボリボリ』という音と共にイライラも増してきた光子。
ただ、小心者な光子ですから
「このくらいでイライラしていたらダメだろ。」
「この『ボリボリ』も何れは馴れるだろう・・・」
と両手を膝の上に乗せてグッと我慢をしていた矢先、
そのお兄さんの反対側の隣のおっさんがキレだすんですね。
「おい、さっきからオメー、うるせーんだよ!」
いやぁ正直、焦りました。
その後二人は何か顔を見合わせて何かやってましたが、
もうね、「喧嘩すんじゃねーか?」と気になってしまいまして
小心者の光子はその後5分くらい、全然映画に集中できなかったんですね。
むしろ「あー今日はもう集中力きれた。終わった・・・。」と泣きたくもなりました。
まぁマナーが悪いもいけないですが、
注意する方もそれなりに気をつけないといけませんね。
因みにそのにーちゃんはエンドクレジットが始まった瞬間、
暗い映画館を逃げるように帰っていきました。
しかもバックのジッパーを締める音とか、
紙袋をクシャクシャする音がうるさくてですね、
なんかもう最後までうるさかったです。
んで、映画が終わった後、更に追い打ちがありまして
色々とあったけど、もうこっちはうっすら涙を流しているわけですよ。
シミジミとですね、あのラストシーン良かったなぁって。
ただ席を立って移動した瞬間、
いかにも馬鹿そうな男性の方がデカい声で
「いやぁー!まじ感動でしょ、これ。でも俺、あのシーンから号泣もんだったよ!!」
いやね、この言葉聞いた瞬間、
「お前の感動は何だ?『この作品がいいってわかる、俺って映画通っしょ?』というアピールがしたいんか?別にしても構わないけど、そのデカい声、うるせーんだよ!!だいたいアホそうなお前、本当に感動したのか??なぁ??」
と光子の怒りがMAXに。
まさかの敵は『ボリボリ』でもおっさんでもなかったのだ!!
もうやだ。うるさいヤツ嫌い(泣)
その後も女性二人組が
「やっぱスウェーデンだから、子供の服とかチョー可愛かったよね!!」
とかには思考停止状態で「そうですよね。H&Mっすね。らっしゃい、らっしゃい!!」と。
色々とありましたが映画の内容は映画通の方じゃなくても楽しめる作品だと思います。
くどいようですが、最後のシーンは思い出すだけでも美しく感動的なシーンなのでお勧めです。
そして映画館でモノ食う時は気をつけてね!!
以上、光子からのお願いでした。
2010年上半期音楽ベスト3
ご無沙汰しております。サラマンタ光子です。
すっかり放っといたこのブログですが、
改めてチョコチョコと書いていきたいと思います。
ちょっと更新があいた&2010年の上半期も過ぎた事ですので、
上半期音楽ベスト3でも書いてみます。
はい、まずはThomas Fehlmannさんの「GUTE LUFT」です!
GUTE LUFT/Thomas Fehlmann
いやですね、テクノを10年くらい聞いてきてテクノって音楽が好きな反面、「全然よくねーな、テクノって」とか「テクノとか好きとか言っているヤツって全員馬鹿だと思う。」とか思っていたりするんですね、自分。
「ほら、テクノ好きなヤツとかテクノDJって面倒臭いヤツ多いだろう?だってテクノ好きだからしょうがないじゃん!」というのは言い過ぎですが、
たまーにテクノ聞いているとイライラしてくるんですよね。
というのもDJミックスとして生かされている音源もアーティストのアルバム単位になると
一通り聞いてらないのがほとんどなんですね。
と同時に『これは新しい』とかそういったある意味、上っ面の分かり易さでしか評価していない自分がいまして、なんかそんな自分自信も嫌になるんですね。
そもそも12inch単位の音楽っていう認識からかもしれませんが・・・。
そんな好きでもあり時には嫌いになってしまうテクノですが、
このThomas Fehlmannさんの「GUTE LUFT」というアルバムはお見事でした。
自分がテクノを評価する上での『格好いいモノ』=『新しい』といったものはこの作品にはないのですが、
曲の展開や電子音の美しいさや、4つ打ちによるグルーヴの格好よさという、
本来自分が好きだと思っているテクノの格好よさを見事に一枚のアルバムに纏めているんですね。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、
初めて聞いた瞬間に『ここ10年で一番素晴らしいテクノのアルバム』って思ったくらいです。
因みにベルリンのTV番組のサウンドトラックらしいですが、
サントラというのが全くもってピンとこないくらい堂々とした素晴らしいテクノミュージックだと思っています。
はい、次はOwen Pallettさんの「Heartland」です。
Heartland/Owen Pallett
恥ずかしい話そもそもこのOwen Pallettさんの事を全然存じ上げていませんで、
さらに購入してから1ヶ月くらいずっと光子のi podで放置されていた状況で、
すっかり存在を忘れていたあげく、たまたまi podをイジッたら「Owen Pallettって誰やねん?」くらいの酷い扱いだったわけですが、聞いた瞬間、
「光子、これ好き!何これ、最高!!鼻血ブーーー!!」
という感想でございました。
音楽的には非常にチープな打ち込みに壮大なオーケストラが鳴り、スミスみたいな気だるい、なんとも胸きゅんなOwen Pallettさんの歌が乗る・・・という音楽です。
この打ち込みとオーケストラと歌が非常にいいバランスでマッチしておりまして・・・
「具体的にそのバランスっつうのはね・・・。言葉じゃ説明できないんだよ、甘えんじゃないよ!!」
というくらいちょっと何かに形容し難くらい自分にとっては新鮮な音楽ではありました。
多分、「この作品が気に入ったらコレも聞いてみなよ!」という「コレ」等は自分にとっては大して面白くないだろうと思えちゃうんだろうな!!
そんくらい絶妙な作品だと思います。
はい、最後はRJD2さんの「The Colossus」です!!
The Colossus/RJD2
※ジャケがハンパなく酷い!何この意味深な感じ!!
告白しますと、
一曲目を聞いた時、号泣しました。
遡りますと2003年くらいにでた『dearinger』がもの凄く好きで、
それこそDJ shadowさんの『Endtroducing』並な作品だと思ったくらいですが、
その後が光子的には非常にがっかりな作品の連続だったんですね。
クソださいとしか思えなかったハードロック路線の2枚目や、
生楽器を多用した、そもそも何をしたいのかよく分からないくらい印象に残らない3枚目。
正直、3枚目を聞いた瞬間「RJD2も終わったな・・・」と思ってしまいましてね。
今回のアルバム、ジャニスにこっそり置いてあったので「期待してないけど聞いてみるか〜」とほとんど義務的な感じで借りてみたんですね。
で、PCにCDを読み込ませて「まぁ1曲目を取りあえず再生させてみるか・・」と義務的に再生ボタン押したらですね、
※折角なんで聞いてみて下さい。
出だしから1枚目を彷彿とさせる軽快なビート!!(←はっ、跳ねとるわ!!)
RJD2独特の映画のサントラのような不穏な感じの音選び!!(←これよ、これ!)
最近のエレクトロを意識しているのかよく分からないが、
古くさい手法のエディット!!(←しかも勢いあり過ぎ!)
全然だめだった2枚目のハードロック路線から勉強しているのか、
もの凄い格好いいギターソロが炸裂!!(←その他、よく分からない楽器もいい!!)
終盤の唐突な拍手&歓声!!(←光子の目頭が熱いわ!!)
ラスト大袈裟な締め!!(←決まったーー!!!)
これで光子は号泣よ!!!!
もうね、ここまで不満はあったもののRJD2さんを聞いてきて本当に良かったと思いましたよ。
音楽を聴く上で「新しいとか古いとか、遅いとか早いとか」ね、
どーでもよくなりましたわ。
そもそもこのアルバム、ブログを始めたいとキッカケになった一枚です。
「そんな大したアルバムではない」と実際聞いた方はそう思うかもしれませんが、
こういった経緯からある作品が心の中での大傑作となりうるわけでして、
この独りよがりな視点から世の中の流行に関係ない素晴らしい作品を取り上げていきたいと思います。
今後もしくよろ!!
すっかり放っといたこのブログですが、
改めてチョコチョコと書いていきたいと思います。
ちょっと更新があいた&2010年の上半期も過ぎた事ですので、
上半期音楽ベスト3でも書いてみます。
はい、まずはThomas Fehlmannさんの「GUTE LUFT」です!
GUTE LUFT/Thomas Fehlmann
いやですね、テクノを10年くらい聞いてきてテクノって音楽が好きな反面、「全然よくねーな、テクノって」とか「テクノとか好きとか言っているヤツって全員馬鹿だと思う。」とか思っていたりするんですね、自分。
「ほら、テクノ好きなヤツとかテクノDJって面倒臭いヤツ多いだろう?だってテクノ好きだからしょうがないじゃん!」というのは言い過ぎですが、
たまーにテクノ聞いているとイライラしてくるんですよね。
というのもDJミックスとして生かされている音源もアーティストのアルバム単位になると
一通り聞いてらないのがほとんどなんですね。
と同時に『これは新しい』とかそういったある意味、上っ面の分かり易さでしか評価していない自分がいまして、なんかそんな自分自信も嫌になるんですね。
そもそも12inch単位の音楽っていう認識からかもしれませんが・・・。
そんな好きでもあり時には嫌いになってしまうテクノですが、
このThomas Fehlmannさんの「GUTE LUFT」というアルバムはお見事でした。
自分がテクノを評価する上での『格好いいモノ』=『新しい』といったものはこの作品にはないのですが、
曲の展開や電子音の美しいさや、4つ打ちによるグルーヴの格好よさという、
本来自分が好きだと思っているテクノの格好よさを見事に一枚のアルバムに纏めているんですね。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、
初めて聞いた瞬間に『ここ10年で一番素晴らしいテクノのアルバム』って思ったくらいです。
因みにベルリンのTV番組のサウンドトラックらしいですが、
サントラというのが全くもってピンとこないくらい堂々とした素晴らしいテクノミュージックだと思っています。
はい、次はOwen Pallettさんの「Heartland」です。
Heartland/Owen Pallett
恥ずかしい話そもそもこのOwen Pallettさんの事を全然存じ上げていませんで、
さらに購入してから1ヶ月くらいずっと光子のi podで放置されていた状況で、
すっかり存在を忘れていたあげく、たまたまi podをイジッたら「Owen Pallettって誰やねん?」くらいの酷い扱いだったわけですが、聞いた瞬間、
「光子、これ好き!何これ、最高!!鼻血ブーーー!!」
という感想でございました。
音楽的には非常にチープな打ち込みに壮大なオーケストラが鳴り、スミスみたいな気だるい、なんとも胸きゅんなOwen Pallettさんの歌が乗る・・・という音楽です。
この打ち込みとオーケストラと歌が非常にいいバランスでマッチしておりまして・・・
「具体的にそのバランスっつうのはね・・・。言葉じゃ説明できないんだよ、甘えんじゃないよ!!」
というくらいちょっと何かに形容し難くらい自分にとっては新鮮な音楽ではありました。
多分、「この作品が気に入ったらコレも聞いてみなよ!」という「コレ」等は自分にとっては大して面白くないだろうと思えちゃうんだろうな!!
そんくらい絶妙な作品だと思います。
はい、最後はRJD2さんの「The Colossus」です!!
The Colossus/RJD2
※ジャケがハンパなく酷い!何この意味深な感じ!!
告白しますと、
一曲目を聞いた時、号泣しました。
遡りますと2003年くらいにでた『dearinger』がもの凄く好きで、
それこそDJ shadowさんの『Endtroducing』並な作品だと思ったくらいですが、
その後が光子的には非常にがっかりな作品の連続だったんですね。
クソださいとしか思えなかったハードロック路線の2枚目や、
生楽器を多用した、そもそも何をしたいのかよく分からないくらい印象に残らない3枚目。
正直、3枚目を聞いた瞬間「RJD2も終わったな・・・」と思ってしまいましてね。
今回のアルバム、ジャニスにこっそり置いてあったので「期待してないけど聞いてみるか〜」とほとんど義務的な感じで借りてみたんですね。
で、PCにCDを読み込ませて「まぁ1曲目を取りあえず再生させてみるか・・」と義務的に再生ボタン押したらですね、
※折角なんで聞いてみて下さい。
出だしから1枚目を彷彿とさせる軽快なビート!!(←はっ、跳ねとるわ!!)
RJD2独特の映画のサントラのような不穏な感じの音選び!!(←これよ、これ!)
最近のエレクトロを意識しているのかよく分からないが、
古くさい手法のエディット!!(←しかも勢いあり過ぎ!)
全然だめだった2枚目のハードロック路線から勉強しているのか、
もの凄い格好いいギターソロが炸裂!!(←その他、よく分からない楽器もいい!!)
終盤の唐突な拍手&歓声!!(←光子の目頭が熱いわ!!)
ラスト大袈裟な締め!!(←決まったーー!!!)
これで光子は号泣よ!!!!
もうね、ここまで不満はあったもののRJD2さんを聞いてきて本当に良かったと思いましたよ。
音楽を聴く上で「新しいとか古いとか、遅いとか早いとか」ね、
どーでもよくなりましたわ。
そもそもこのアルバム、ブログを始めたいとキッカケになった一枚です。
「そんな大したアルバムではない」と実際聞いた方はそう思うかもしれませんが、
こういった経緯からある作品が心の中での大傑作となりうるわけでして、
この独りよがりな視点から世の中の流行に関係ない素晴らしい作品を取り上げていきたいと思います。
今後もしくよろ!!
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